Skip to content
ロープアクセス専門|無足場の高所作業は株式会社4Uにおまかせ!
全国出張可能
営業時間9:00〜18:00

ロープアクセス高所作業専門(ブランコ・無足場工法)の株式会社4Uです。

一般的に、エアコン室外機の壁掛け設置には足場や高所作業車が必要となり、設置費用がどのくらいかかるのか想像しにくい方も多いでしょう。特に、室外機置場が確保できない場合の室外機壁掛けが必要なケースには工夫が求められます。

この記事では、マンションや住宅における室外機設置場所の選定や、ベランダなし・エアコン設置スペースが限られている場合の対処方法について詳しくご紹介します。また、室外機設置が難しい場合でも、弊社が専門で行っているロープアクセス工法で対応可能なため、その解説もいたします。

室外機設置場所の条件

そもそも、エアコン室外機の設置場所を選定する際の条件にはどのようなものがあるのでしょうか。

水平に取り付けられる場所

エアコンの室外機は、水平な場所でなければなりません。室外機が傾いた場所に設置されると、振動や騒音を引き起こし、室内へ増大して伝わってしまいます。どうしても、傾斜のある場所に設置せざるをえない場合は、専用の架台を用いて、水平な環境を整える必要があります。

通気スペースが確保されている

室外機周辺に十分な通気スペースがないと、熱交換効率が低下し、エアコンの性能が低下します。空気を循環させるために通気スペースが必要です。

直射日光が当たらない場所

エアコンの消費電力量を減らすためにも、日光の当たらない場所に設置することは重要です。日向の地温は日陰よりも20℃も高いため、太陽熱で室外機本体が温まってしまうと、消費する電力量が増加してしまいます。
そのためにも、室外機は日陰に設置しましょう。ただし、直射日光が当たる場所でも、室外機の通気性は十分確保しつつ、カバーを付けることで、日除けの効果を期待できます。

室内機との距離が近い

夏場に冷房を使用するときは冷気を送り込むため、室外機から室内機までの配管を長くしないようにしましょう。配管が長いと、室外機で作った冷気が途中で温まってしまうため、部屋に届く空気の温度が上がってしまい、部屋の中を冷やすために必要な電力量が増えてしまいます。

雨が当たる場所

室外機の設置では「雨ざらしは避けた方が良い」という意見もありますが、実際は、室外機は雨に強い構造なので心配する必要はありません。むしろ雨にあたることでほこりや汚れが洗い流せるため、室外機は雨ざらしにした方がかえって寿命が延びる場合もあります。

室外機の設置場所

エアコン室外機設置場所には、次の4つがあります。それぞれのメリット・デメリットを理解し、適切な選択をすることが大切です。

1. ベランダに置く

室外機はベランダに置くのが最も一般的です。ベランダなら通気性が確保しやすく、エアコン設置スペースとしても理想的です。ただし、エアコンを設置した壁の裏にベランダがない場合は、この方法は利用できません。

2. 天吊りで設置する

ベランダが狭く、室外機を設置できない場合には天吊りという方法もあります。天吊りはベランダの天井部分に室外機を設置する方法で、床面積を有効活用できます。ただし天吊り用のボルトが取り付けられているマンション以外では、天吊りで設置することはできません。

3. 廊下に直置きする

マンションの共有部分である廊下に室外機を置く場合、消防法上の避難経路確保が重要です。共有部分や共用廊下に私物を置くことは禁止されており、設置には管理組合の許可が必要で、設置後も通路を確保できるよう注意が求められます。

4. 壁掛けで設置する

バルコニーやベランダがないなど、設置スペースがない場合には、外壁に室外機を壁掛けする方法が有効です。この方法では建物外壁に専用の架台を取り付けて室外機を設置します。特に、エアコン設置場所が限られている場合や、室外機置場に困る場合に有効です。

壁掛けで室外機を設置する3つの方法

壁掛けとは言っても実際にどのような方法で作業を行うのか想像できない方もいると思います。
そこで、壁掛けで工事する方法を3つご紹介します。

1. 高所作業車

一番オーソドックスな方法が高所作業車を手配して、その上で室外機を壁掛けするといったものです。足場を組まずに簡単に作業場所が作れますが、車が通れるスペースがないと高所作業車は利用できません。また、高所作業車の手配と道路使用許可などを取るための費用や時間がかかります。

2. 足場

高所作業車が入れるスペースがない場合、足場を組むという方法が取られることが多いです。作業がしやすいなど職人にとってはメリットがありますが、足場代の分だけ室外機の設置費用が高くなってしまう点がデメリットとなります。また、足場の仮設と撤去に時間が必要な点も考慮しなければいけません。

3. ロープアクセス(無足場工法)

足場を組まずに、ロープを使って作業を行う方法です。高所作業車を停車できない狭い場所も、ロープを用いてなら作業が可能です。足場不要のため足場代がかからず、ロープのセットのみで短工期での施工が可能です。費用面で言えば、最もお得に室外機を設置できる方法にもなっています。ただし、ロープの設置場所がない場合はアンカーを打設する必要があります。また、エアコン室外機に関する設置の知識はもちろんのこと、ロープに関する特別な技術のある会社を選ぶことが大切になります。

ロープアクセスでエアコン設置を行うメリット

足場を組まずに、ロープを使って作業を行う方法です。高所作業車を停車できない狭い場所も、ロープを用いてなら作業が可能です。足場不要のため足場代がかからず、ロープのセットのみで短工期での施工が可能です。費用面で言えば、最もお得に室外機を設置できる方法にもなっています。ただし、ロープの設置場所がない場合はアンカーを打設する必要があります。また、エアコン室外機に関する設置の知識はもちろんのこと、ロープに関する特別な技術のある会社を選ぶことが大切になります。

足場が組めないところでも対応可能

エアコンの設置では、通常は建物の側面など目立たないところに室外機を設置しますが、足場を組むことができないような建物の場合にはロープアクセスで行うことができます。
足場はあらゆる建物に設置可能というわけではありません。隣接する建物との間に十分なスペースが確保できない狭小地のビルや住宅や、水平垂直が確保できない特殊な形状の建物などに限っては足場を組むことができません。そのような時こそ、ロープアクセスのメリットが発揮されます。

状況によっては足場を組むよりも安い

費用面の安さはロープアクセスのメリットの一つです。建物の規模にもよりますが、足場の仮設と撤去にかかる日数は合わせて3日〜1週間くらいかかります。この工期の長さに比例して、人件費や諸経費などの足場本体以外の価格がかかってくるので、足場を組むことによって純粋に工事にかける予算が大幅に削減されることになります。
しかし、ロープアクセスでは仮設や撤去の作業がなく、吊元さえあれば作業をすることができます。目的の場所にピンポイントでアクセスし、最低限の準備で工事に着手できるため、長期に及ぶ作業ではない限り、ロープアクセスで作業を行う方が費用を安く抑えることができます。

足場を組むより工期を短くできる

建物の規模や形状や作業内容にもよりますが、ロープアクセスは無足場工法なので、当然ですが足場を組む時間がすっぽりとなくなり工期も短くできます。ただ、工事の内容によっては何日も同じ場所で作業しないといけない時もあるので、そのような場合は綿密な作業計画を立ててからどちらにするか判断する必要があります。一般的に点検作業やエアコンの取り付けなど、単発で終わる工事に関しては、ロープアクセスで作業を行う方が効率よく短期間で終わらせることができます。

高所作業車が入れない場所や、特定箇所のみ施工する場所に適しています。

室外機を壁掛けにする工事費用

高所作業車で室外機を壁掛けする費用

高所作業車の手配にかかる費用は、オペレーター付きでのレンタル料金で1日6万円〜です。たとえば、10階建てのような建造物で使う高所作業車だと15万円ほどかかる場合もあります。こちらは作業場所が安定するため、工事費は4〜5万円ででき、道路使用許可を取るのに5万円程度かかります。総額で言うと25万円程度となります。

足場で室外機を壁掛けする費用

足場代の費用帯は幅広いですが、10階建ての建造物の最上階の室外機を壁掛けする場合は、50万円程度かかります。理由としては、足場を運ぶ車の道路使用許可や道路占用許可にも費用が10万円程度かかってしまうからです。
エアコン本体の費用は別途かかりますが、作業場所が安定するため、工事費単体は室外機の壁掛けで4〜5万円(室内のエアコンと室外機をセット付も同様)で済み、総額55万円程度となります。

ロープで室外機を壁掛けする費用

ロープで室外機を設置する場合は、おおよそ25万円〜です。ロープアクセスを用いると作業の難易度が上がるため、工事費用自体は高くなりますが、足場を組む費用は一切かからないため、費用を大きく節約でき、工事時間も短縮できるというメリットがあります。

まとめ

エアコン設置場所がなく、室外機が設置できない場合は壁掛けという選択肢があり、その取り付け方法には3種類あると解説しました。どの工法を用いるかは以下のような基準で考えると最適な選択ができると思います。

  • 高所作業車:車が入れるスペースを確保でき、道路使用許可・占有許可を取得できる。
  • 足場:足場を仮設するスペースを確保でき、広範囲の施工を行う。また、工期に余裕がある。
  • ロープアクセス:車や足場が入らない狭小地、特定箇所のみ施工、短期間で終わらせたい。

ベランダに室外機を置けない場合は、ぜひ壁掛けでの設置を検討してみてください。

弊社はエアコン設置以外に、ガス漏れの点検・補修や冷媒管の壁面取付、外壁全般の工事もロープアクセス専門で行っていますので、お気軽にご連絡ください。

毎日、新座営業所でロープアクセスのトレーニングをしているクマ

Back To Top