高品質な調査・塗装・補修を、世界一安全な無足場工法(ロープアクセス)で行う、4Uです。
弊社は世界一安全な無足場工法と認められている国際基準のロープアクセスを強みとしています。ロープアクセスにこだわっているわけではなく、実はかなり柔軟にソリューションを提案しています。たとえば、お客様のご依頼があれば仮設足場を用いた高所作業も行うことがあります。
ロープアクセスが全てにおいて優れているというわけではないので、それぞれの状況にあった工法を選択して頂きたいと思います。
そこで今回の記事では、無足場工法と仮設足場を使い分けるために注目しているポイントを3つ解説します。
足場を組むより工事単価は高いですが、適した工事規模・箇所で活用すれば、費用を抑えられるのがロープアクセスの特長です。ロープアクセスの単価についても、細かく紹介します。
①工事規模 – ロープアクセスと仮設足場を使い分ける注目
ロープアクセスと仮設足場のどちらが良いかは、建物の大きさや施工範囲の広さで決まります。
両者の単価を比較すると、ロープアクセスの相場は、仮設足場の1.5~2倍程度。工期が短く、少人数で対応可能ではありますが、ロープアクセスは必ずしも安いわけではありません。 コストをかけて習熟をしている技術ですので、施工単価は割高になる傾向があります。
よって、範囲が広く、工事内容が多い・大規模な施工が見込まれる場合、足場仮設がおすすめです。ただし、ロープアクセスより工事期間は長くなるので、スケジュールには余裕を持ちましょう。
シール工事を行いたいといった、限定的な施工であれば、足場を組むよりロープアクセスの方がコストを抑えられるので、小規模な工事には、ロープアクセスがおすすめ。たとえば、外壁洗浄だけを依頼したいケースも、ロープアクセスが良いでしょう。外壁洗浄は、マンションやビルの改修工事の際に一緒に行われることがほとんどですが、改修の予定がなくても汚れが気になることもあるでしょう。外壁をキレイにするだけなら、足場を組むほど大がかりな作業ではないので、ロープアクセスで対応できます。
②工事箇所 – ロープアクセスと仮設足場を使い分ける注目
工事の規模同様、安全性とコスト面の側面から考えた際に、工事をする箇所によってもロープアクセスと仮設足場のどちらの方がメリットを享受できるかは異なってきます。
道路に面した箇所での高所作業のように、絶対に落下物を出してはならない場合には、落下物対策を行いやすい仮設足場による工事のほうが安心です。
もちろん、ロープアクセスでも落下物対策は行いますし、手厚く落下物対策を行うことも可能です。しかし、1000枚のタイル交換をロープアクセスで対応すると仮定し、落下物対策も行おうとするとかなりコスト高になります。そういった場合はシンプルに、仮設足場を組んだほうが良いでしょう。
一方で、ロープアクセスを用いないと高所作業ができないケースもあります。たとえば、機械がひしめく工場の高所作業ですとか、線路の上の外壁作業などです。言い換えると仮設足場が組みづらいもしくは組めないような場所です。こういった場合は、ロープアクセスによる工事で圧倒的な費用対効果を得られます。
③緊急性 – ロープアクセスと仮設足場を使い分ける注目
ロープアクセスは身一つ、ロープと道具で行う高所作業です。圧倒的な機動力で、高所作業を行えます。そのため、「人身にかかわる!すぐに直して!」という場合には、ロープアクセスのご依頼をいただければ、必ずお力になれます。
例えば、外壁タイルが落ちかかっているという事態は、一刻も早い工事が望まれます。ロープアクセスのご依頼をいただければ、現場に急行して、すぐに処置します。
もちろん、ロープアクセスだから実現できる工期の早さだけではなく、施工技術においても確実かつ安全に進めますのでご安心ください。
ロープアクセスの費用・単価は⁉︎
費用・単価を詳しく知りたい方はこちらのページをご覧ください。
◆塗装工事の料金
- 外壁塗装 2,500円〜/㎡
- 屋根塗装 3,000円〜/㎡
- 配管塗装 3,000円〜/㎡
◆シール工事の料金
- 目地シール(撤去打ち替え) 1,800円〜/m
- 目地シール(増し打ち) 1,000円〜/m
- 窓サッシ周り 2,000円〜/m
◆防水工事の料金
- ウレタン密着防水(メッシュ無し) 4,500円〜/㎡
- ウレタン密着防水(メッシュ有り) 5,500円〜/㎡
- ウレタン防水(通気緩衝) 8,000円〜/㎡
- 塩ビシート防水 10,000円/㎡
◆タイル工事の料金
- タイル貼り替え 1,000〜1,500円/枚
- エポキシ樹脂注入 900円〜/穴
- SMC工法 1,500〜2,000円/穴
- タイルの薬液洗浄 800〜1,000円/㎡
- 撥水剤塗布 1,800円/㎡
◆打診調査の料金
- タイルの打診調査 250円〜/㎡
- 塗装面の浮き、ひび割れの調査 200円〜/㎡
◆照明・看板工事、鳥害対策の料金
- 高天井照明交換(5〜10箇所) 15万円〜
- ネオン看板の安定機交換(5〜10箇所) 15万円〜
- 袖看板点検・補修 15万円〜
- 袖看板撤去 30万円〜(サイズによる)
- サイン看板取り付け一式 30万(サイズによる)
- ハト避けピン設置 15万円〜
- ハト避けネット 20万円〜
◆タワーマンション工事の料金
- 漏水補修 30万円〜
- 外壁補修 30万円〜
上記の他、仮設費・材料費・諸経費がかかります。
その他の単価についてはこちらのページをご覧ください。
「明日来てほしい」も大歓迎!
使い分け説明の最後にお伝えした「緊急性」。この点において、弊社はたくさんのお客様から、感謝のお言葉をいただいています。
以前、こんなことがありました。
それは通行者が多い、歩道に面したビルの現場のことです。動揺を隠しきれないご様子で「剥がれかかったタイルを直してほしい」というご相談を受けました。これはなにかある。そう思った私どもが話を聞いてみると、警察が出動する事態になって、事業継続に関わるレベルでお困りとのこと。
これはさぞかしお困りだろうと思いましたので、「明日うかがいます」とご返答。結果、怪我人を出すことも、罰則を受けることもなく、無事に事態を収拾することもできました。
このように「明日来てほしい」というご相談も大歓迎です。
まさにロープアクセスの活躍場面ですので、すぐに手配させていただきます。無足場工法なら世界一安全な国際基準のロープアクセスを採用している4Uにご相談ください。
無足場工法には、ロープアクセス以外の種類もあります。特に、ロープアクセスは、小規模な工事であれば費用を抑えられることと、足場を組まずに済む分、スピーディーに対応できるので、タイルが剝がれそう・水漏れしているなど、急いで修繕したい時に適しているのが特長。
ロープアクセスのメリットや活躍する施工などを知ると、大規模工事を予定していなければ、ロープアクセスで依頼したいと思うでしょう。こちらの記事では、ロープアクセス以外の無足場工法についても紹介しながら、ロープアクセスを詳しく解説しています。
ロープアクセスについて、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
相場観はもちろん、ロープアクセスがどのようなものか知りたい、工事をお願いする前に良さやおすすめの施工内容・範囲を確認しておきたい方は、是非、ロープアクセスのことが分かる記事もご覧ください。