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ロープアクセス専門|無足場の高所作業は株式会社4Uにおまかせ!
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高所作業を行うにあたって、ロープやゴンドラ、高所作業車など、様々な機械や器具の取り扱いが必要になります。しかし、それらの道具を用いて工事をする際に資格や講習会の受講は必要になるのでしょうか?今回は、高所作業において必要になる5つの資格と、その中で特におすすめの資格についてご紹介いたします。

高所作業に資格は必須?

高所作業の資格というのはありませんが、高所作業の方法により資格や講習の受講が必要になります。

高所作業で資格が必要になる作業とは

高所作業で資格が必要になる作業として、高さの2m以上の作業があり、フルハーネス特別教育が必須になります。又はロープ、高所作業車などを取り扱う工事が挙げられます。器具、機械の取り扱いに関して正しい理解を求められる作業については、資格や講習会の修了が求められます。

18歳以下は高所作業ができない

高所作業には、資格だけでなく、年齢制限もあります。高所作業は、危険有害義務の一つです。そのため、労働基準法第62条では、満18歳未満の危険有害業務の就業制限が定められていて、18歳未満の未成年の人は高所作業に従事できません。

高所作業における5つの資格・講習

フルハーネス特別教育

フルハーネス特別教育とは、高所でフルハーネスを使用する際に必要な資格です。厳密には、労働安全衛生法第59条で定める危険又は有害な業務に、「高さ2m以上の場所で作業床を設置できない場合、フルハーネスを付けて行う業務」が追加されたことによって、フルハーネスを利用する際はその特別教育が義務化されました。

作業に関する知識や墜落防止用器具に関する知識、関係法令など、学科科目4.5時間と実技科目1.5時間の計6時間もの講習会を受講する必要があります。また、フルハーネスの作業経験によって、一部科目の免除も受けられます。

また、講習の修了証をもらうと、新規格のフルハーネス安全帯の着用が義務付けられている作業の中でも以下のような作業を行えるようになります。

・鉄骨建て方作業で、鉄骨上での作業

・天井クレーンのホイストでの点検業務(ホイストとは、荷の上げ下げを目的で使用する「巻き上げ機」)

・チェア型のゴンドラでの作業

ゴンドラ取扱特別教育

ゴンドラ安全規則第12条第1項によると、ゴンドラ取扱特別教育は、ゴンドラを操作する場合に必要な資格で、ゴンドラを使用する際には受講しなければなりません。

ゴンドラに関する知識や操作のための電気に関する知識、関係法令など、学科教育5時間、実技教育4時間の計9時間の講習を受講して、修了証をもらうとゴンドラでの高所作業が可能となります。

高所作業車運転特別教育

労働安全衛生法第59条によると、高所作業車運転特別教育とは、「作業床の高さが2m以上10m未満の高所作業車を操作して昇降装置を使用する」際に必要な資格です。

高所作業車の作業に関する装置の構造及び取り扱いの方法、原動機に関する知識や関係法令など、学科6時間、実技3時間の計9時間の講習を受講すると、修了証がもらえ、高所作業車における作業が可能となります。

高所作業車運転技能講習

労働安全衛生法施行令第20条によると、高所作業車運転技能講習とは、「作業床の高さを10メートル以上にできる能力のある機械の運転業務」に必要な資格です。

手持ちの免許や資格の多さによって、受講資格が3つのコース(S, R, U)に分かれていて、12〜17時間の講習時間を必要とします。

学科科目に関しては、Sコースでは学科科目を全て17時間分受ける必要があり、Uコースでは、「原動機に関する知識」科目を免除した14時間分受ける必要があり、Rコースでは、さらに「運転に必要な一般的事項に関する知識」科目を免除して12時間分受けることが求められます。修了証をもらうと、高所作業車の運転業務に就くことが可能となります。

ロープ高所作業特別教育

ロープ高所作業特別教育では、昇降機能のあるロープを用いて高所作業をする際に必要とされる資格です。

労働安全衛生法第59条に基づくと、「高さ2m以上の場所で作業床を設置できない場合、昇降器具を用いて身体を保持しながら行う作業に従事する」際に必要となります。

ロープ高所作業に関する知識やメインロープなどに関する知識、関係法令など、学科で4時間、実技で3時間の計7時間の講習を受けて、ロープの高所作業が可能となります。

特別教育を受けると、以下のようなロープアクセスでの高所作業ができるようになります。

・ロープで労働者の身体を保持しながら行う法面保護工事

・ビルの外装掃除

ロープ高所作業特別教育の実技の様子

ロープ高所作業特別教育の受講を検討されている方へ

SNSや口コミを見て、はるばる遠方(例えば高知県)からお越しいただける少し変わった特別教育を開催。ぜひロープアクセスラボ(埼玉県新座市)のロープ高所作業特別教育をご検討ください。

高所作業でおすすめの資格はどれ?

高所作業での資格の中でも、特に、ロープアクセスの資格がおすすめです。ここでは、ロープアクセスの資格を取得することのメリットをご説明いたします。

不況になっても仕事がなくならない

日本経済の不況に伴って、マンションの補修は、大規模修繕よりも小規模修繕が主流になると思われます。大規模修繕では、足場を組んで、マンション全体を修繕するので、多額のコストがかかるため、不況のときは修繕工事の受注が取りづらいなど、状況は厳しいでしょう。その一方で、ロープアクセスなら、足場を組むより格段にコストを抑えられるので、不況になっても仕事がなくならないと思われます。

希少価値が上がる

現状、ロープアクセスをできる人が少なく、ロープアクセス業界は成長段階にある市場ですので、希少価値を上げられます。足場仮設よりも認知度こそは低いものの、特殊技能になるため、報酬単価は高いです。そのため、足場作業の同じ役職の人よりも年収が高くなりやすい傾向にあります。

活躍の場を広げられる

今手持ちの技術とロープアクセス技術を組み合わせることで、活躍の場を広げることも可能です。たとえば、塗装の技術を持っている人が、ロープアクセスを学ぶことで、高層階の部分塗装をできるようになったりします。

まとめ

今回の記事では、高所作業に必要な資格やロープアクセスの資格・講習が最もおすすめな理由について解説いたしました。ロープアクセスは、設備費用がかからないため、個人設備と共同設備をぜんぶ揃えても100万円程度の初期費用で、安く済ませられます。しかし、未だに、ロープアクセスのノウハウを学べる場所は少ないといった問題が有ります。

そこで、4Uは、新座営業所にロープアクセストレーニングスペースや研修所を併設したロープアクセスラボを新設いたしました。実際に工事現場に同行するアドバイザーも在籍し、ノウハウと現場の両側面からロープアクセスによる工法を自分で運用できるところまで対応しています。具体的に4Uでは、法令で定められた高所作業に必要な特別教育の講習会に加えてアフターサポートまでも行っています。ロープアクセスによる高所作業を覚えたい方は、ぜひお気軽にご相談ください。

毎日、新座営業所でロープアクセスのトレーニングをしているクマ

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