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ロープアクセス専門|無足場の高所作業は株式会社4Uにおまかせ!
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プラント・サイロの洗浄・塗装についてロープアクセス作業員の私が説明いたします。

この記事では、プラント・サイロのメンテナンスを足場なしで行いたい方へ向けて

  • プラントのメンテナンスをするべき理由
  • プラントのメンテナンス時期
  • プラント塗装・洗浄の方法
  • 実際にお問い合わせいただいたケース
  • 塗装・洗浄の費用

を含めて解説していきます。

プラント・サイロのメンテナンスでお困りの方は是非ご覧ください!

プラント塗装や洗浄をしてメンテナンスをする理由

1. 防食・防錆効果の維持

プラントの外壁は、雨、風、紫外線などの自然環境や化学薬品などの外部の要因により、劣化や腐食が進行します。特に、海岸地域では劣化スピードが速まります。このため、メンテナンスにより外壁の防食効果を維持することが重要です。

2. 安全性の確保

プラントの外壁が劣化すると、内部からの危険な物質が漏洩する可能性があります。定期的なメンテナンスにより、外壁の劣化や破損を早期に発見し、安全性を確保することができます。

3. 見た目・美観の維持

プラントの外壁は、企業のイメージや地域の景観にも影響を与えます。外壁の汚れや傷みが目立つと、企業のイメージダウンにつながる可能性があります。塗装や洗浄などのメンテナンスにより、外壁の美観を維持することができます。

プラント塗装の作業手順

プラント塗装手順は以下の通りです。

  1. 塗装する範囲をケレンし、ある程度錆と旧塗膜を削り、塗料の食いつきを良くします
  2. 通常の外壁では使用しないような強い下塗り材(錆止め)を塗布
  3. 中塗り・上塗りも同様に通常の塗装では使用しない塗料を塗布

プラントのメンテナンス時期っていつ?

サビが発生している時、またはその前にメンテナンスが必要になります。

外壁のサビを放置してしまうと、メンテナンスをしない限り広がってしまいます。始めは少しだけでも時間の経過と共に進行します。

進行してしまったサビは高圧洗浄だけではなく落とすことが出来ず、「ケレン」と呼ばれる作業が必要になり、その後塗装しなければなりません。

ケレンとは、サビや旧塗膜を研磨して削り取る作業のことです。

サビによってボルトにひび割れが生じたり、固定に必要な強度を保てなくなることがあるため、非常に危険です。

少しでも気なる方はお問い合わせ頂ければ幸いです(お見積もりは無料です)。

プラント塗装・洗浄の方法

足場によるプラントのメンテナンス

プラントの塗装範囲に足場を仮設して施工する方法です。

足場によるプラントメンテナンスのメリットは、以下の2点です。

  1. 安全性が向上する:足場を仮設し、正しく使用することで、高所作業において作業員の安全性が向上します。高所から落下するリスクを減らすことができます。
  2. 作業効率が向上する:足場を仮設することで、作業員は安心して作業を行うことができ、より効率的に作業が進められます。また、作業員の移動が容易になるため、時間と労力を節約することができます。

足場によるプラントメンテナンスのデメリットは、以下の3点です。

  1. コストがかかる:足場を仮設することは、コストがかかります。足場の設置費用や撤去費用、保守管理費用などが発生するため、建物のオーナーや管理者にとっては負担となる場合があります。
  2. スペースを取る:足場を仮設することで、建物周辺のスペースが制限されます。足場の設置場所によっては、通行人や車両の通行を妨げる場合があります。
  3. 施工範囲により設置期間が長い:足場を仮設することは、設置期間が長くなる場合があります。足場を設置してから撤去するまでの期間が必要であるため、建物の使用に制限が生じることがあります。

ロープアクセスによるプラントのメンテナンス

強固な支持物に固定した産業用ロープを塗装範囲に垂らして作業員がぶら下がり作業を行う方法です。

ロープアクセスについて詳しく知りたい方は以下をご覧ください。

ロープアクセス工法とは?安全性・事故・特徴など徹底解説!

ロープアクセスによるプラント塗装のメリットは、以下の4点です。

  1. コストを削減できる:ロープアクセスの場合は足場代をカットできるため、プラント塗装・洗浄の多くの場合において足場よりも費用を抑えることができます。ただし、施工範囲が広範囲の場合は足場のほうが費用を安く抑えられることもあります。
  2. 工期を削減できる:足場の場合、仮設と解体にどうしても時間が必要になり、設置と解体に2日ずつかかってしまいます。ロープアクセスの場合では、ロープの仮設を1時間程で終わらせることができ、作業終了時はロープを回収するだけで撤収できます。結果として、足場を仮設するよりも余計な時間をかけずに済むのです。
  3. 足場が組めない場所でも作業可能:プラント内は複雑な構造物が多く足場が組めない箇所があります。ロープアクセスは、人が入れる程度であれば作業が可能なため有効的な手段です。
  4. プラント稼働中でも作業可能:生産工場など、常に稼働を求められる場合もあり、ロープアクセスでの施工は足場と異なり、プラント内の床を占めないため、ラインを稼働したままの施工が可能です。

ロープアクセスによるプラント塗装のデメリットは、以下の2点です。

  1. 業者によってレベルが異なる:ロープアクセスは日本では近年採用され始めた施工スタイルです。そのため、まだ経験の浅い業者が多く、ロープの吊元選びが難しい場所では施工できないことがあるかもしれません。
  2. 足場より飛散防止対策が甘くなる:ロープアクセスでも飛散防止メッシュは仮設可能ですが、ロープにメッシュを固定するため、多少の隙間はできてしまいます。どこまでの飛散が許容範囲内であるかはお客様によって変わるため、どうしても気になる場合は一度お問合せいただければと思います。

ロープアクセス専門会社の弊社は、レインボーブリッジ塗装をはじめとした数多くの施工実績があります。

プラントの塗装・洗浄をロープアクセスで検討している方、この記事を見てご興味をお持ちになった方は、ご気軽にご連絡ください。お見積もりは無料で承っております。

ロープアクセスによる飛散防止養生

実際にプラント塗装・洗浄をご依頼いただいたケース

ケース1 飲料メーカーのプラントのサイロ塗装

足場を架けると高額になってしまうため、コスト削減でロープアクセス(ブランコ作業)を検討採用されました。

今回、サイロ外壁にサビが発生していてメンテナンスの必要がありました。

ケレン作業でサビを落とし、下塗り、上塗り塗装を行い見違えるほどきれいになりました。

また、タンクに水切り板があったので、治具(じぐ)という道具を製作し、水切り板にロープが干渉しないよう施工しました。

ロープ作業でも足場仮設と同様にメッシュシートを張り飛散防止を行いました!

ケース2 化粧品工場でのプラント外壁の高圧洗浄

仮設足場を設置すると足場代が高圧洗浄の費用を超えてしまうため、足場会社さんにコストを抑えられないかとご相談されたそうです。

ご相談を受けた足場会社さんがロープアクセスでの高圧洗浄をご提案してくださり、弊社にご依頼をいただく流れとなりました。

プラントの外壁洗浄をする中で、シールの劣化やひび割れも見つかりましたので、塗装や補修が必要なことをお伝えした。

また、漏水のご相談もしていただいたので、漏水調査を行いました。その結果、シールの劣化が原因でしたので、シールの打ち替えを行い漏水対策を行いました。

工期は洗浄・補修併せて4日間でした。

ケース3 東京都の食品メーカーより原料サイロの高圧洗浄

食品メーカー様のプラント塗装を行っている会社さんからのご依頼です。

黒カビがとても発生しやすいため、定期的に洗浄しやすいよう光触媒での塗装を施していたが、工場見学のお客様が来られるのでサイロの外観をキレイにしたいとのこと。

毎回、足場組んで洗浄するのは予算的に難しい状況だったので、ロープアクセスでの高圧洗浄をご依頼いただきました。

光触媒塗装は防汚性が高く、高圧洗浄のみで新品同様におどろくほどキレイになりました。

仮設足場を組む場合、設置作業だけでおそらく3日は必要かと思われますが、今回の高圧洗浄作業はロープアクセスのメリットを活かすことができ、3日で完了です。

お客様は数日後に工場見学を控えておりました。

急ぎの洗浄作業をご所望でしたので無事間に合わせることができ、大変嬉しく思います!

ロープアクセスによるプラント・サイロ塗装・洗浄はどれくらいの費用がかかるの?

プラント・サイロの工事単価は以下の通りです。

その他の工事単価は業務内容に記載されております。

その他の業務内容と工事単価

  • サイロ洗浄:1,000円~ / m²
  • サイロ塗装(ケレン、下塗り、中塗り、上塗り):5,000円~ / m²

お問い合わせ

プログラマーからの転身。調和を大切にしている。

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