ロープアクセスによる修繕や塗装を行う、株式会社4U代表の上田です。
「共に学び、共に実践、共に輝く」という理念のもとに建設職人がその仕事への想い、仲間への想いなどを熱くプレゼンテーションするイベントです。
今年で五回目となる本大会で弊社が優勝することができました。
関わっていただいた全ての皆さまのご支援のおかげです。
本当にありがとうございました。
「ロープアクセスをメジャーにする」という目的を掲げ、この大会に挑みました。
ただでさえ現場が忙しい中でこの取り組みをやるにあたり、社員の理解と協力を得ることが一番難しい。ここがとにかくエントリー企業各社の共通の山場です。
社長と社員、上司と部下、又は仲間同士がこれまでいだいてきたわだかまりやその距離をどこまで詰められるか、どこまで腹を割って話ができるか、それを乗り越えたときに得られる会社の一体感やチームビルディング構築に甲子園の取り組みの意義があります。
乗り越えた壁が大きいほどドラマが生まれ感動のプレゼンテーションへと向かっていきます。
弊社はというと最初はやはり私一人で始めました。社員に甲子園に出るから協力してほしいって、なかなか言えませんでした。
でもちゃんと気持ちを伝えたら、全員が力を貸してくれました。相手を信じていないのは自分だったのかもしれません。
甲子園決勝大会にこうして出れたのは、協力してくれた社員たちのおかげです。本当に感謝しいています。
私は2010年に窓拭きのアルバイトをしていたころ、結婚、子供ができ、何の当てもなく独立しました。
無力だった自分に対して周りの心配や反対を押し切っての独立でした。苦労した時代もありましたが、絶対にあきらめないことだけは心に決めていました。
夢みたいなビジョンを持って、本気でそこへ向かい始めると、どんどん仲間が集まってきました。私が見ていた夢はいつしかみんなの夢になり、私はもっと大きな夢を見させてもらえるようになりました。
この甲子園はそんな夢を追いかけていたら辿り着いた場所です。甲子園で学んだ『共に』の精神を胸に刻んで、また、ここから先へ進みます。
ロープワーカーというこれまでにないカッコいい職人の新しいカタチ。
新しい事へのチャレンジは難しいと思えば難しい。
楽しいと思えば困難もワクワクします。
この仕事に出会えて、この仲間に出会えて、本当に良かった。
みんな本当にありがとう。
私たちはこの仕事に誇りを持っています
ロープワーカーとしてもっとこの仕事のすばらしさを伝えたい。
それにはまずは自分たちが仕事を楽しんで、発信することが大事です。
ロープの業界からそのイノベーションを起こしたいと思っています。
今、埼玉県新座市に新しい拠点を作っています。
ロープアクセスの体験、訓練ができ、ロープワーカーが交流できる場所です。
ここからもっと面白い未来を創っていきます。