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ロープアクセス専門|無足場の高所作業は株式会社4Uにおまかせ!
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ロープアクセス高所作業専門(ブランコ・無足場工法)の株式会社4Uです。

建物にとって最大の脅威は自然災害であり、大地震とまではいかなくても台風や大雨などで屋根や外壁などは日常的にダメージを受けています。しかし、台風や大雨以外にも、「熱」によるダメージがあることをご存知でしょうか。

今回は、あまり聞き慣れない窓ガラスの被害、「熱割れ」について解説します。

窓ガラスの熱割れとは?

窓ガラスの熱割れとは、窓ガラスの内外の温度差によって生じるヒビのことです。いきなりパリンと割れて崩れるようなことはなく、大抵はヒビから始まります。

例えばガラスのコップに熱湯を注いだら、ガラスは割れてしまいますよね。これは、熱を受ける内側の部分が膨張しようとすることに対し、熱を受けない外側は膨張しないことから引っ張りが生じて割れてしまうのですが、同じことが窓でも起こり得るのです。

ただし、熱割れは内外の温度差以外にも経年劣化で起こることもあるので、熱割れを発見したら両方の可能性を疑うと良いでしょう。

窓ガラスの熱割れ!見分け方は?

窓ガラスの熱割れには特徴があります。衝撃によるヒビなのか、あるいは熱割れによるヒビなのか判断するためには、割れの形状に注目する必要があります。

熱割れのイメージ画像

熱割れの特徴としては、1本の蛇行したような線のヒビが入ることです。衝撃によるヒビであれば、衝撃が加わった箇所から放射状に複数のひびが入りますが、熱割れの場合は1本あるいは多くても2〜3本の独立したヒビになります。熱割れによるヒビは放置しておくと 、ひびが延長されてしまうので早めに対処する必要があります。

窓ガラスが熱割れする原因とは?

熱割れの原因としては内外の温度差がありますが、ここではさらに細かく原因を解説します。

1.室外機の風

夏になると大活躍するエアコンですが、快適な室内環境とは引き換えに、外に設置している室外機からは熱風が出ています。室外機が窓の近くあるいは窓の背面などに設置されている場合、直に熱風を受けることでガラスが熱くなり、熱割れを起こすこともあります。

2.フィルム貼り

災害時の飛散防止などで窓ガラスにフィルムを貼っているご家庭もあるかと思いますが、実はフィルムを貼られたガラスは熱がこもりやすく熱割れの原因にもなるので注意が必要です。

3.締め切ったカーテンやブラインド

締め切ったカーテンやブラインドと窓ガラスの間には空気層ができ、ここに熱がこもることによって窓ガラスの温度が上昇し、熱割れを起こすこともあります。定期的に換気をして熱を逃すことが大事です。

4.経年劣化

砂塵や直射日光(紫外線)などによる経年劣化が原因で割れることもあります。厳密にいうと、経年劣化により熱割れが起きるのではなく、経年劣化したガラスは強度が落ちているので熱割れを起こしやすいということです。

マンションの窓ガラスの熱割れを予防するには?

先述した原因を踏まえて、マンションの窓ガラスの熱割れを予防するには以下の点を意識する必要があります。

1.窓ガラス付近にものを置かない

窓ガラス付近に家具などを置かないようにします。設置面に空気層ができると熱がこもり、熱割れの原因になるので、窓から十分なスペースを空けて置くようにしましょう。

2.エアコンの室外機をガラスから離す

エアコンの室外機からは温風・熱風が出るので、窓ガラスの温度を上昇させます。室外機の移動は専門業者による作業になるかと思いますが、可能であればガラスから離して設置しましょう。

3.窓ガラスにフィルムを貼らない

フィルムを貼った窓ガラスは熱がこもりやすいので、できれば剥がすことをおすすめします。中でもワイヤー入りガラスはワイヤーの膨張によりもともと割れやすいので、貼られている窓ガラスがワイヤー入り窓ガラスの場合は、特に注意が必要です。

4.直射日光が当たる場合はサンシェードやすだれをかける

直射日光による劣化も間接的に熱割れの原因になるので、サンシェードやすだれをかけて日射を緩和することも効果的です。

マンションでの熱割れ!修理責任は誰にある?

マンションの窓ガラスで熱割れが起こった場合、その修理責任は誰にあるのでしょうか。

結論から申し上げると、修理責任は賃貸マンションの場合はオーナーが、分譲マンションの場合は自己負担なります。分譲マンションの各住戸に関しては、入居者=オーナーとなるので、熱割れを起こした窓ガラスが共用部ではない限りその修理は入居者の自己負担になります。ただし、加入している火災保険などで補償される可能性もあるので、お手持ちの書類を確認してみるとよいでしょう。

大家さん必見!熱割れに使える補償や保険とは?

マンションやアパートの大家さん(オーナー)にとって、熱割れの修理を負担することはなかなかの出費です。そこで、熱割れの際に使える可能性のある補償や保険についていくつかご紹介します。

1.火災保険

火災保険は火災以外の自然災害や事故なにも適用されることがあります。熱割れが適用されるかどうかは、加入している保険の契約内容にもよるので確認してみましょう。

2.家財保険

家財のみを対象として補償する保険です。火災保険と同様に自然災害などで家財に損害があった場合にも補償されます。こちらも熱割れが適用されるかどうかは、加入している保険の契約内容にもよるので確認してみましょう。

3.入居者が加入しているの保険

入居者が加入しているマンション保険や住まいの保険などでも、もしかしたら熱割れを保険対象にしているかもしれません。入居者の方に加入している保険について確認してみましょう。

4.免責金額の設定に注意

例え何らかの保険が適用できても、ガラス交換費用の全額を負担してもらえない場合もあります。それは免責金額が設定されていることがあるからです。

免責金額が設定されている場合は、費用の一部を負担しなくてはならないので確認をしておきましょう。

まとめ 【ピンポイントの熱割れガラス交換なら4Uへ!】

マンションの窓ガラスの熱割れは、気付かぬうちに進行していることもあります。少しのヒビでも時間の経過とともに延長されていくので、発見したら早めの修理・交換が必須です。

マンションの窓ガラスが高所で、且つベランダなどがない場所の場合は、足場を組むかロープアクセスによって修理をする必要があります。とはいえ、一箇所のヒビの修理に足場を組むことは、費用でも工期面でも得策とは言えません。もし、修理が必要な箇所が一箇所程度でしたら、ここはロープアクセス工法で修理をすることがおすすめです。

ロープアクセスは吊元さえあればどのような場所にでもアクセス可能なので、隣接する建物との隙間が狭いマンションであっても作業をすることができます。また、私たち4Uには提携しているガラス会社があるので、ほとんどの窓ガラスにも迅速に修理・交換対応することが可能です。

熱割れでお困りのオーナー様は、確かなロープアクセスの技術とガラス業者とのネットワークを持つ4Uにぜひ一度相談ください。

毎日、新座営業所でロープアクセスのトレーニングをしているクマ

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