4Uの従業員に、やりがいや仕事のしやすさなどを本音で語ってもらう社員インタビューです。
今回、インタビューに協力してくれたのは、入社して約1年の栗原さんです。まだ経験が浅いからこそ聞ける言葉にぜひ耳を傾けてみてください。
またインタビューの後半は、部長の高崎さんにお話を伺いました。人材教育やトレーニング、社内の雰囲気などについてお話していただいています。
上司や先輩など頼もしい方々に囲まれて、周囲の支えがあったからこそ続けられている
Q.4Uに入社するまでの経緯を教えてください。
以前勤めていた会社では、内装クロスをメインに、室内のクリーニングなども手がけていました。仕事自体は前向きに取り組んでいて楽しかったのですが、職場の雰囲気などに違和感を感じて「向かないな」と思い始めたことで退職しました。
内装の仕事を続ける選択肢もあったのですが「せっかくなので何か新しいことにチャレンジしてみたい」と思い、他の職種での仕事を探していました。そのとき、すでに4Uで働いていた友人から紹介されて、入社することになりました。
Q.ロープアクセスを初めて知ったときの感想を教えてください。
「高い所は怖い」とシンプルに思いました(苦笑)。もちろん今まで経験したことのない仕事であり、経験のない環境でしたので、知らないが故の不安や恐怖心というのがあったんです。ただ、「ロープアクセスという仕事を今選ばないと、自分の人生で今後関わることのない世界かもしれない」という思いもありました。そう思ったことで、自分の中のチャレンジ精神に火がついたんだとも思います。
Q.ロープアクセスを実際に仕事にしてみて大変だと感じたことを教えてください。
当たり前かもしれませんが、仕事のメインは施工工事なんです。ロープアクセスは、あくまでそれを行うための手段なんですよね。なので、ロープアクセスだから大変だというよりも、塗装作業などの仕事を覚えることに精一杯でした(笑)。
もちろん、はじめてのロープアクセスですので、「どの用具が自分の身を守ってくれているのか」「何かあった時はどうすれば良いのか」など、ハーネスの付け方や安全対策について覚えることもたくさんありました。私は4Uに入社して約1年になりますが、ロープアクセスはもちろん、職人としての仕事なども含め、周りの上司や先輩の支えがあったからこそ続けていられるなと感じています。
Q.4Uに入社してから苦労したことはありますか?
弊社の武器でもあると思うのですが、ロープアクセスで対応できる工事にはいろんなジャンルがあるんです。ということは、覚えなきゃいけないことがたくさんあるんです。今も悪戦苦闘中ですが、これは大変です(笑)。しかも、日によって違う作業をすることが多いのです。ある日の現場でやった仕事が、次いつまたできるのか分からないので、忘れないようにしながら覚えていく必要があるんです。自分のできる幅が広がっていくことへのワクワク感はありますが、同時に苦戦もしています。
あと、同じ作業でも建物などの状態によって使う材料が変わってくるので、最適な材料の選択ができるように成長したいなと思っています。苦労もしてますけど、それは新しいことへのチャレンジができている証拠で、自分の成長に期待が持てる職場でもあるんです。
Q.4Uに入社して良かったと思うことはなんですか?
なにより共に働く仲間がいて、コミュニケーションを取れることが一番よかったと感じるポイントです。例えば、朝出社して資材置き場にいくと、上司や先輩など誰かしらがいらっしゃいます。そこで談笑したり、仕事のことを相談したり、ときには「問題を抱えていないか?」と声をかけてもらったりすることもあって、頼もしい方々に囲まれているなと思います。
あと、これは前の職場で残業が多かったということもあるのですが、自由な時間が増えたなと感じています。
Q.ロープアクセスをやってみて良かったと思うことはなんですか?
人とは違う景色が見れること、ですね。(笑)これは、仕事上高い場所にいるので。
あとは、普段の生活の中でロープの知識を活かせそうだなと思う場面が増えたのは変化だと思います。実際に使うという場面まではまだいっていないですけど、今までの仕事のままだったら気づかないようなことにも気づくようになったのは、自分自身の視野が広がったからではと思います。自分が成長している証でもありますし、うれしくなりますね。
常に社員がワクワクするような仕組みづくりをしてくれている
Q.企業としての成長や将来性をどう感じていますか?
4Uで働いている人は、みんな高みを目指している方ばかりです。なので、自分も頑張ろうと思える環境ですし、これは自分だけでなくこれから入ってくる方々にも感じてもらえるのではないかなと思います。
また、社長が先陣を切って情報を発信してくださっているので、とても勉強になることが多いです。常に社員がワクワクするような仕組みづくりをしていただいてるなと思うこともあり、これから会社もどんどん大きくなっていくのではと感じています。
Q.4Uでの今後の展望や目標などはありますか?
4Uには、将来は独立したいという先輩方もいらっしゃいます。なので、もし先輩たちがいなくなったときに、まずはその穴埋めをしっかりできるようになりたいということを近い将来の目標にしています。
そのためには、先輩と同じ動きができるようにならないといけないので、仕事を覚えるのはもちろんですが、現場での動き方や後輩へのフォローの仕方など、身につけないといけないことはまだまだたくさんあると感じています。
Q.未経験でもこれから挑戦しようとしている人へ、最後にメッセージをお願いします。
まず伝えたいのは「やってみると意外と怖くない」ということですね。実際、私がそうだったように、高いところに体一つで上るため怖いなと思っている人がいるはずです。しかし、入社した後の研修やトレーニングで、それぞれの器具について知識を学ぶことができます。そこでロープがいかに頑丈かを実感し、身に着けるものへの信頼が増したという感覚があります。
もちろん、向き不向きはあると思います。でも、4Uは上司や先輩とのコミュニケーションがとりやすい職場ですし、何か不安なことがあれば質問できる環境なのは私が保証します。ぜひ飛び込んで、チャレンジしてもらえたらと思います。
社員一人ひとりが働きやすい環境となるために、新しい制度や仕組みづくりを
続いて、部長の高崎さんの登場です。人材教育やトレーニング、社内の雰囲気などについてお話していただきました。
Q.ロープアクセスのトレーニングについて教えてください。
4Uでは入社後にロープアクセスの基礎を学んでもらうために、3日間の外部研修を受けてもらっています。ここでは座学でロープアクセスについて学んだり、実際に器具を付けて動いてみたり、基本的なことを身に着けてもらっています。4Uが現場で取り入れているロープアクセスの知識や動き方などは、一般的に周知されているロープアクセスのものとは違うところもあります。そのため未経験者だけでなく、4Uに入社する前にロープアクセスを経験している方にも、トレーニングには参加してもらっています。
入社後にトレーニングを受けた後は、現場に出て実際に仕事をしながら覚えていきます。ただし3か月や6か月に1回など、定期的に全員で集まってトレーニングを行うこともあります。
Q.レスキューのトレーニングについて教えてください。
現場で何かあったときには、発見してから5~15分以内に地上に降ろして救助する必要があります。これを可能にするべく、シンプルかつ誰にでもできる救助方法を考えて、社内で周知させています。これは国際ライセンスのIRATAという資格を保有している社員がレスキューの外部研修を受けているため、この指導役を担っています。
また、IRATAをベースとしたジランという資格をもとにしたレスキュートレーニングも認知されるようになってきました。最近入社している社員には社内で周知したやり方だけでなく、こちらのトレーニングも受けるようにしてもらっています。
Q.社内イベントについて教えてください。
毎年社長を中心に計画を立てて社員旅行に行ってますね。ただ、最近はコロナ禍ということもあり、旅行にはいけません。その代わりというほどのことでもありませんが、別の社員が中心となって、社員が楽しめるイベントなどを実施しているようです。
Q.会社がさらに成長していくために取り組んでいきたいことはありますか。
私自身のこととしては部長という立場上、社員一人ひとりの働きやすい環境を構築するために、社長と社員の間に入って意見のやり取りをより潤滑にできるよう心がけていきたいですね。最近は、未経験でも4Uで働きたいという方も増えてきました。ありがたいことなんですが、そうすると中には未経験で工事もしたことがないという方も増えてくるため、今まではなかったような悩みやトラブルが起きることも考えられます。そこで、未経験の方がつまづかないような制度や仕組みづくりを、部長として社長と一緒に取り組んでいけたらなと考えています。