ロープアクセス高所作業専門(ブランコ・無足場工法)の株式会社4Uです。
4Uにおける給与体系や福利厚生などについて、上田雅人社長に教えていただきました。
がんばった分が反映される制度を構築
ロープアクセスの経験がなく弊社に入社した場合、日当は1万1,000円でスタートします。これだけ見ると他社と比べても高くはないですが、手当を手厚くしているので年収にすると350万円~400万円になります。下記で挙げている手当や年2回支給のボーナスも含めての金額で、技量による個人差はもちろんありますが勤続3年目で年収500万円も可能です。
職人は実力の世界です。努力して腕を磨き結果を出せるようになれば日当がちゃんと上がります。年功序列ではなく、若い人間にもチャンスがあります。
それが、職人仕事の醍醐味だと思います。
日当は高くないですが、これは建設業は景気の影響を受けやすく、不動産不況によって現場がなくなることも考えてのことです。基本給を上げてしまうと売り上げが減少したときの対応が、リストラなどに限定されてしまうためです。それよりも手当などの形で還元していくほうが、会社にも従業員にも良いことだと思っています。
ちなみに、給料に対する従業員の満足度はこちらが思っているほど高くありません。現状に満足しておらず、従業員の理想はもっと上にあるということなので、経営側も常に改善が必要です。
そのため従業員が求めている水準を目指して、会社としてできる事、従業員自身がどう努力していけば希望の年収を得られるのか、を話し合うことがこれから必要だと思っています。
また、それぞれ興味のある分野のアンケートを取り、会社の業務の方向性を決め、営業方針を定めます。単純に社員が楽しいかと思える仕事が一番です。自然とモチベーションは上がるし、頑張れます。希望に沿った案件を実際に取ってくることで、給与だけではないやりがいにつなげていくこともできています。
また、福利厚生をできる限り手厚くしています。それができるのは利益があるからです。利益を上げてくれるのは社員のみんなです。ですから、利益を社員に還元することが大切です。
下記から詳しく紹介していきます。
健康保険料の負担は実質ゼロ
一般的な会社では健康保険料の負担割合は事業主と被保険者(従業員)が折半ですが、「健康保険法第161条」に則って事業主の負担割合を増加することもできます。弊社でも補助金という形で社員の負担分を全額、給与の中で出しています。
資格手当を月に12,000円(年間15万)支給
資格手当は、資格を取得した従業員だけではなく、全員に毎月支給しています。「資格を取らずに給与として受け取っても構わない」としています。
個人的に資格を取りに行くときも基本的には日当を出しています。
最大のサポートをすることでモチベーションの向上に一役買っていると思っています。
会社が推奨する資格も多くあり、それらは会社が費用を負担します。
結果として弊社の社員になるとかなり多くの資格を取得できます。
子ども手当
若い人に「結婚ができない」「子供は作れない」という思いをして欲しくないと思っています。若い人が家庭を持ち、人生設計を立てれるようなサポートがしたいと思っています。
子ども手当は下記の金額を毎月支給しています。
生まれてから小学校入学まで→20,000円/名
小学校から中学校卒業まで→5,000円/名
そのほかの手当や福利厚生
そのほかは一般的な福利厚生です。
有給休暇や早出残業手当、運転手当や職長手当、役職手当、交通費の全額支給などです。
仕事の装備や作業着ももちろん支給します。
今回、新型コロナ対策として、ワクチン接種で休む場合も1回目と2回目同様に当日と翌日、休業補償を設けました。同じように今後も、時代の変化や社会的な事情に合わせて、給与以外でもできることを充実させていきたいと思っています。
基本的な考え方としてあるのは、「従業員がどれだけ楽しんで仕事ができるか、そして成長できるか」です。その環境づくりに最大限のサポートをします。
ロープ業界をより良いものにするためにはまず会社が成長し、雇用の充実が大切と考えています。
建設業には他の産業では当たり前の社保加入や福利厚生を取り組まない会社が多いです。
若い入職者が少ないのはそういった問題もあると思います。
弊社もまだまだですがより良い雇用ができるように改善をしていきたいと思います。
4Uの仕事に興味がある方、働きたいと思っている方は、ぜひ気軽にお問い合わせください。
代表取締役 上田雅人