ロープアクセスはそもそもヨーロッパのプラント工事で発達したことをご存知でしたか?プラントの構造は特殊な設計になっていることが多く、他の建造物と比べて不規則といえます。
結果として、資材を搬入したり、足場の接地面を確保することが難しく、足場を用いた工事は不向きなのです。そこで活躍するのがロープアクセス。上からロープで吊り下がって工事を行うので、足場が必要ないことはもちろん、プラントの通路や導線を避けて工事を行えるので、業務への影響を最小限に抑えることができます。さらに安全面での心配も無用です。ロープアクセスは産業用の工事手法として非常に高い安全性が保証されており、プラント内で求められる高い安全基準もクリアすることができます。
さらに、ロープアクセスはコストの削減や工期の短縮も望めます。というのも、ロープアクセスは1本のロープで降りるわけではなく横にも何本もロープを下ろして縦横に動ける環境を作るため、工事箇所をピンポイントで施行することができ、結果として余計な時間やコストがかけずに済むのです。
高所にあるサイロを足場を作って塗装する場合、地上から足場を掛ける必要があるため無駄な足場が発生してしまいますが、 ロープアクセスの場合は無駄な足場代をカットできるため、サイロ塗装の多くの場合において足場よりも費用を抑えることができます。
汚れの目立つサイロを綺麗にしたいという時に、ロープアクセスで高圧洗浄を行うことができます。この時に足場を組むと、設置と解体に2日ずつかかり、余計な時間とコストがかかってしまいます。しかしロープアクセスでは入ったその日から作業を行うことができ、ピンポイントで作業を行うことですぐに工事を終えることができます。ですから、高いマンションの全面補修などではなく、狭い範囲の工事だけでしたら、ロープアクセスの方が圧倒的に効率が良いと言えます。
塗装だけでなく、洗浄でもロープアクセスをご検討ください!
生産工場など、常に稼働を求められるプラントに生じたサビ、腐食を取り除く、あるいは防ぐ塗装補修になります。ロープアクセスでの塗装は足場での塗装と異なり、プラント内の床を占めません。したがって、ラインを稼働したままの施工が可能です。さらに、プラント内のパイプや支柱、タンクなどの隙間も人が入れる程度であれば縦横無尽に動くことができるため、塗装を隅々までスムーズに行えます。
弊社では電動ポンプ式塗装機を使用することで、塗料を垂らさずに塗装することが可能です。さらに、風の強いエリアでもメッシュシートなしでの作業も行えるため、周辺の建物などに塗料が飛び散る心配もございません。
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