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高所作業の問題解決がロープアクセスの使命

現在、世界中の建設業・ビルメンテナンス・プラント・橋梁・風車・林業など特殊な高所作業の環境においてロープアクセス（無足場工法）が運用されています。

国内の多様な現場において足場が組めない状況、高所作業車や仮設ゴンドラなどで解決できない現場があり、それを解決するのが我々ロープアクセス技術者の使命です。

足場より安くできるというメリットだけが目的ではありません。安全性や合理性を考えた時にロープアクセスはその特性を発揮します。あきらめていた工事をやることが出来る、つまり不可能を可能にできるという事です。そして仮設手段の在り方として、ロープ業界と足場業界が互いに認め合い、弱点を補い合うことが大切です。

世に活かしてこその技術

我々の特殊な技術も世の役に必要とされなければ意味がありません。お客様に喜んでいただくことが大切で、自己満足の仕事になってはいけません。世の中に求められているかどうか、そこに一つの答えがあります。

2016年、国内法令においてロープ高所作業が定められました。それまで認めていなかったロープ作業が法令で整備され、我々も胸を張ってこの仕事が出来るようになりました。まさにロープ元年というその年に、弊社もロープアクセス専門工事会社として設立しました。

当初より世界標準であるISO22846.1-2に準じた無足場工法のロープアクセス技術システムを導入し、定期的なロープトレーニング、レスキュー訓練を行い安全性を高め、施工技術向上を日々追及し、施工実績を積み重ねてきました。

安全と安心の雇用

また雇用においても社会保険完備・賞与・有給・残業手当・その他各種手当を保証しています。また資格支援手当として年間１５万円を支給したり、育休や子供手当など、若い方達の支援が出来るような福利厚生にも力を入れています。ロープアクセス技術者という職業がしっかり稼げること、将来性があること、安心して豊かな人生が描けるように、環境を整えています。特に若い方達の多様な価値観を受け入れ、働くモチベーションやライフスタイルに合わせて雇用できるように社員の声に耳を傾け改善に努めています。

建設業は特に若い入職者が少なく人手不足の課題を抱えています。我々はロープ業界から建設業界のイメージを変え、若い方たちが憧れ入職し、そして安心して働ける業界にしなければいけないと思っています。ロープアクセスが世の中にもっと必要とされるように我々も常に新しい工事に挑戦しています。そしてもっと認知してもらえるようにSNSも積極的に活用しています。仕事の魅力だけでなく、オシャレでクールなルックスも大切にしています。

時代に求められる業界にする

4U（フォーユー）という社名には「利他の心」という意味を込めています。利己的な考えではなく、相手や周りのことを考え、利他の心に立って行動する。自分が誰かの役に立つことで周りも自分に協力してくれ、いろんなことが好転していくものだと思います。

自社の成長だけでなく業界として成長することが大切です。まだ発展途上のロープ業界の会社同士が手を取り合い協力しながら、まさに「三方良し」の精神で、競争ではなく共創することに、我々ロープ業界が歩む道があると感じています。

この仕事に誇りを持っている仲間が全国にいます。RWC（ロープワーカーズコミュニティ）を発足し多業種のロープワーカーがそこで情報交換、交流、ビジネスマッチングを行っています。仲間と出会い思いを共有し技術を学び合えるプラットホームになっています。

最後に、関わっていただいている皆様に心より感謝を申し上げます。

これからも全国の仲間と共に今までにない価値観を生み出し、世の中に貢献するロープアクセスの新時代を築いていきます。